2015年7月21日火曜日

和のブライズメイド:天姫(あまひめ)の演出

和のブライズメイド:天姫(あまひめ)の演出

和のブライズメイド
大振袖を振り、新婦の幸せを一緒におすそ分けする。
天姫(あまひめ)と出会いました!
和風のブライズメイドさんの事です
キリスト教式では、新婦の友人が、
ブライズメイドとして、お揃えの
ドレスを着たり、一緒の色に統一
したり、新婦様の挙式における
サポート役として、挙式、披露宴と
活躍されます。

その和のバージョンが、天姫(あまひめ)
さん。お揃えの着物(振袖)を着て、
新郎新婦の披露宴入場の際には、
一緒に入場し披露宴を盛り上げる!
天姫あまひめ
あまひめの振袖で大盤振る舞い
日本の結婚式の伝統にも昔から、
未婚の女性が、花嫁の介添えを
する風習がありました。
その風習を取入れた、新婦と一緒に
盛り上がる演出になります。

和婚において、この天姫あまひめ
の演出は、人気が出る可愛い演出
です。

新婦の打掛の大振袖は、昔から
福寿が宿ると言われています。
その福寿を振り、袖をフリフリする
のが、大盤振る舞い、大盤振る舞いの袖を
新婦と一緒に袖振りをして、多いに福を分かち合う。
新郎新婦の幸せな福、幸福を袖に一杯に入れて、各テーブルを回ると、
参列の方々皆様に、2人の幸せが広がることになります。

可愛い演出ーーー
皆でお袖をふりふりしましょうーー

2015年7月20日月曜日

京都 友禅 秋山章先生の打掛に惚れ込む

和の結婚式のお手伝いが増え、着物
の研究をしていくと、やはり、京都
友禅に辿り着く。

京都の北区にある先生のアトリエに
お尋ねし、私の人生においての
転機となる深いご縁を頂いた、友禅
作家:秋山章先生。

花嫁の幸せを祈り、祈念して
アトリエでの作品の制作に入られる
先生は、本当に敬服致します。

着物には、大きく分類すると先染め
と後染めの二種類ある。

先染めは、着物を機にて織る際に、
糸を先に染めたものを織っていく物
有名なのは、西陣織りなどがある。

後染めは、着物の機を先に白い絹で
織り、駒塩瀬 羽二重に出来あがた
布に、手で絵を描く着物。一着一着を
手作業で、絵を描くのが、友禅の
着物である。 だから、それぞれが
芸術作品なのである。

金箔を貼る

また、貝螺鈿と言われる、貝の輝く
部分を貼る。

このような後加工の技術がかなりの
歴史の中で創り上げられ、総絵羽の
友禅の打掛が出来上がる。

総絵羽というのは、絵に切れている
ところがないもの。

つまり、一反の着物から先染の生地
を織り、それを着物にすると、絵の
続きが、切れてしまう場合がある
が、友禅の総絵羽は、それがない
なぜならば、後から染めて、、
一枚の絵になるように作り上げるから
である。

この工程を見る機会を得た。

感動した。本当に、貝の裏側の輝く
部分をつかい、それを一つ一つ
柄に合わせて、手作業で生地に
貼っているのである。

一着の作品に約900日かけて
創り上げるこの着物は、芸術作品の
極みである。

この芸術作品をどのように、新郎新婦
に惚れ込んで頂き、着物の良さを理解
頂き、結婚式当日の日にお召頂き
胸を張って、披露宴を楽しんで
頂きたいです。

結婚式当日の花嫁、また花嫁のお母様
は、ゲストの方が、特に新郎様の主賓の
お客様には、とても気にされ、どのように
披露宴中にご覧いただけるのかをすごく
心配されている花嫁様が多いです。

その花嫁を一層雅に輝かせるのが、
この友禅の色打掛、貝螺鈿の作品
です。どのゲストも、初めて見る輝きに
歓声が上がります。

2015年7月12日日曜日

うかいの「美味方丈」

うかいの50年の歴史の本を
見ていると、目に止まった。
美味方丈という言葉、      
この意味は、深い。

「食材を育んだ土壌や気候、
作り手の愛情に想いを巡
らせ、一皿に凝縮された
壮大な背景や美味を深く
味わう一丈四方の空間」

つまり、うかいが提案する
究極の食空間を表す。

一丈四方の小さな空間で
展開する凝縮した美味世界。

うかいが、展開する、うかい竹亭の方丈の間であり、さらに、うかい亭の
鉄板を囲む個室の空間でもある。

目の前で展開する料理、最高の瞬間を味わう感動。

料理の調理や素材、サービスとは、ほかにこの食する為の
空間を定義しているところに、感動しました。

結婚式において、新郎新婦を始めそこに集う方々が、同じ
空間で同じ時間を過ごし、同じ料理を頂く。
こんな大切な時間と空間は、人生において沢山無い。

その瞬間を楽しみ、大事にするには、このうかいの提案する
「美味方丈」の空間は、大切にしたい。