2014年9月30日火曜日

茶道の七則

皆様、お茶しますか?
茶道の方ですが、
品川神社の大奥様は、
お正月にお茶を出して
下さいます。

先日お聞きした話に
「茶道において、茶碗
を回すのは、なぜか?」

と言う話があります。

私は、「なぜ?って、
お茶を頂いたら、回す
のがルールと違うの?
って思っていました。」

『そんな、ルールを茶道が教えているのでは、
ありません。心を教え教えているのです。』

茶碗を回す理由として、絵の付いていないところから飲むためと言う
説明も良く聞いいた事がありました。 お茶を差し出す時に、絵の
ついたところが、お客様の正面になるように出すから、そこを避けて
飲むために回すと言う意味理解をしていました。 

でも、それでは、「もし絵の無い茶碗はどうするのか?」ということになる!

絵の有無ではなく、お茶を点て下さった亭主が、出した茶碗の正面が、
正面なのです! その正面から飲むのを遠慮して、正面を避けたところ
から、お茶をいただくと言う意味で回すのが本来の意味。

なるほど、、、、

茶道では、何ごとにも、謙虚に、自分を一歩下げて、ありがたく
頂戴するという教えがあります。茶碗を回すのも単なる形式ではなく、
そうゆう心を込めての行為になります。

点前(たてまえ)の作法は、このように謙虚、感謝といった茶の精神に
裏付けられています。

ここで、茶道に出てくる、千利休の教えで、「七則」をご紹介致します。

一、茶は服のよきように点(た)て
二、炭は湯のわくように置き
三、夏は涼しく冬は暖かに
四、花は野にあるように
五、刻限は早めに
六、降らずとも雨の用意
七、相客に心せよ

自然と向き合い、神と向き合い、当たり前を当たり前に出来る事を
美しいと考える。
こころにゆとりを持ち、心を込めての行動、行為が、美しい。
素朴で、自然な、日本人の美しさが、詰まった「七則」です!

さあ、今日は、9月の最終日、半期の決算日!
一日頑張ります!



2014年9月29日月曜日

三種の神器

私の『古事記』の好きな
物語の中に、天の石屋戸
のシーンがあります。

その場面で、三種の神器の
活躍するところがあります。

天照大御神が、天孫降臨
の際にニニンギノミコトに
渡されたあの三種の神器
(勾玉、鏡、神剣)を賢木
(さかき)につけて、行わ
れるシーン。

原文には、「天の香山の
五百津真賢木を根こじに
こじて、上枝に八尺勾玉
を取り付け、中枝に八尺
鏡を取りかけ、下枝に
白和弊、青和弊を取り
垂でて、この種々の物は、
布刀玉命、太御弊と取り
持ちて天児屋根命、太祝詞(ふとのりとごと)寿ぎ(ことほぎ)白す。」とあります。

布刀玉命が、天の香山から、五百津真賢木を根っこごと持ってきて、枝の上
には、勾玉を付け、枝の中ぐらいには、鏡を付けて、枝の下の方に、白和弊
と青和弊(これは、神剣)を付けたのです。

賢木に付けられたこの「三種の神器」の姿は、高天原、現(うつ)し国、黄泉国
の三界の円満具足とも言うべき、調和の姿を現すとも言われます。

そしてこの五百津真賢木は、和御魂(にぎみたま)を表し、鏡は、純粋な
和御魂の部分を表し、荒御魂は、二つに活動である、奇御魂と幸御魂
に分けられて、勾玉(神珠)は、奇御魂(くしみたま)を表し、
和弊(にぎて)の神剣は、幸魂(さきみたま)を現す。

人間には、一霊四魂があると言われています。この中の四魂を
二つ和御魂と荒御魂に分けて、その荒御魂は、幸御魂、奇御魂に
分かれます。

人の持つこれらの魂を平穏に、穏やかな形にすることの御魂鎮めの
ような意味もあるように考えます。この四魂をそれぞれの三種の神器に
託し、賢木につけて、太祝詞を天児屋根命が読み上げると
岩戸が開く、困難が開く。 

さらに深く読むと、天照大御神が天の岩戸にお隠れになり、高天原の絶対絶命
な時に、賢木につけた、三種の神器が、活躍する。
明治維新のような、国の大事の時、危機の時に、この三種が活躍し、

① 現状の打開
② 根本に帰る
③ 根本から出る力によって新しい状態が出来る

という、三つの要素が含まれていて、「復古」が叫ばれ
昔、根本に帰ることを教えてくれます。

御神前、神棚の前にいると、そんな、困難な時に立ち向かう方法を
教えて下さいます。




2014年9月28日日曜日

秋桜

先日行った、葛西臨海公園
秋桜がとても綺麗でした。

暑かったり、寒かったり、
大雨だったり、
昨日は、御嶽山が
噴火したり、

自然は、移り変わり
地球は、宇宙に浮かび
ながら、着実に回転をして
四季がめぐる。

暑い、暑いと言いながらも
朝晩の気温の変化は、
秋を感じる。夜の虫の音が
秋を感じる。

外温を感じる肌と虫の音
を聞く耳で、秋は、感じて
いましたが、先日の秋桜は、
その名の通りだと、
目で見て感じました。

前に 「妻が、秋桜が、好き
というので、秋桜をつんで、
プロポーズをしました」
と言った新郎がいたな、、、

この秋桜をつんでプロポーズ
は、一生忘れない季語になる。

二人は、秋桜を見るたびに、その日を思い出すのかな?
綺麗な、秋の花、秋桜。


2014年9月27日土曜日

アンティーク着物

今月末に行われる、お
得意先様の創業50周
年記念パーティーの
衣装をご依頼され、、

得意の紳士服フォーマル
の燕尾服や、タキシード
は、弟のフォーマル会社
に依頼し、スカッと!
揃えました。

会長、社長は、燕尾服
二人の常務と相談役と
顧問は、タキシード、、

タキシードは、ショール
カラーではなくて、
ピークドラペルで、、

それでは、奥様方は、
格式の上では、留袖に
する?でも、今回は、
華やかに色留袖で、、

各奥様方のお好みに
合う色留袖は、と探し
ながら、ご決定頂き、
ホッとしておりました
そこに、、、「川辺さん、
当初は、店舗の女性陣は、洋服で行こうとしておりましたが、、急遽、、
着物を着て、華やかにすることになりました!」とご連絡を頂き、
20代独身の方は、振袖で、、
30代役付きの方は、訪問着か、付下げで、、おおお、フォーマルの
TPOと同じく、着物のTPO。 

店舗女将の着物は、どのようにしよう? 色々と当たるのであるが、
なかなか、日頃より、着物をお召になる、女将様、難しいーー
「ヒョウ柄がいいーー」
「はい、京都の着物屋さん、5軒あたりましたが、なかなか、レンタルで
ヒョウ柄の着物は、ありません。」
数日後、「それでは、アンティーク着物がいいーー」
探しに探して、見つけてきた、アンティーク着物。

でも、アンティーク着物は、アンティークだけあり、大体が、身長153cm
や155cmの丈に出来ており、女将様の157cmには、合わない、、

一点見つけました! 可愛い、インパクのあるアンティーク着物。
コーディネイトも楽しい、帯揚げ、帯締め、伊達衿、とコーディネイトを
考えて、来週のパーティーに備えます。

楽しい、良いパーティーになりますように、、

「お客様の幸せな時間と空間を作るお手伝い」
結婚式から枠を越えて、持っているアイテムで、経験で
仕事の活動範囲が、広がりそうである!

さあ、今日も秋晴れ、張り切って行こう!

2014年9月26日金曜日

校歌

運動会シーズン、到来!

長男の中学校と三男の
小学校、同日開催!
なんでやねーん!!
同じ、千代田区やのに
お互いに日程を配慮
してくれーーっと
家内が、申しており
ました。

運動会には、父親の
私は、行かなくなって
7年か?保育園の時
は、子供を背負って
走らなあかんかった
けど、もうええやろ?
と聞くと、息子も
ええよ!ってあっさり
返事をするから、、、

それっきり。

なんで、運動会の話に
なったかと言うと、我が
家は、毎朝7時45分
から8時まで、息子の
国語の宿題の音読の
時間なのですが、、

最近、この15分の時間において、国語の教科書を読まずに、校歌を
読み、歌う練習になっているので、どうしたのか?と聞くと
今週末の27日土曜日が、運動会!と、三男が言うので、

当日は、行けないが、じゃあ、校歌を一緒に歌う練習をするかと
一緒に練習しました。

それが、ええ歌詞!!校章の「梅花」も入れて、作詞されている詩が、良い! 

・「梅の花=学校の学び」を「こころのしおり」なれ、、いい表現だなーー
・しもゆきにたえて、はるに、はなもさけ、、いいなーー

小学校6年間の学びをどうぞ、世に出て、花を咲かせて下さい
という、志の高い唄に、本当に、しびれたーー

これは、昭和天皇の御製の句に似てる!!

「降り積もる 深雪に耐えて 色変えぬ 
松ぞ雄々しき人もかくあれ」

占領下の日本において、国民に何とか、耐えて、大和魂を
色変えないように、志を持って、国をもう一度作り上げる
決意の願いのある、句。 大切な、大切な句なんやでーーと、

小学校二年生の息子にまじまじと語りかけた朝!

さあ、今日もがんばるぞ!

小学校の校歌は、6年間歌うだけあり、大人になっても口ずさむ
それが、またいいなーー



2014年9月25日木曜日

自分がかわる

最近読む本に、出てきた 
松下幸之助の言葉に、
「他人を変えることは
できない」とある。

会社経営で、ことごとく
エネルギーを注ぎ、
現在も注ぎ続けている
人材教育ではあるが、
これは、意外と私の
傲慢な話で、教えて
やっている的な態度で
は、到底、伝わらない
のである。

諭しているようで、
話をしている自分自身
の自己満足なのである。

人材教育と子育ては、似ているとよく言われる。 社員教育をする
経営者の立場と、子育てをする親の立場を言っているのである。

我が子でありながらも、やはり「自分とは違う=他人」なのである。
私の場合、子育てを通して、私自身が、成長出来たと感じる点は、
とても多い。一番感じるのは、「子育てをして、ゴルフのドライバーが
上手くなった!」と言うことである。

ゴルフのコースに出て、最初のドライバーショットにおける、
ボールを打つ際の集中力が、子育てのお陰で、とても向上したと
感じる。 言うほど、スコアー良くなっている訳ではないが、
夜泣きでも平気で、寝れるようになってから神経が図太くなったのか、
まったくショットの時に集中出来るのである。

この話をすると、家内には、いつも怒られる、、それは、子育てではなく
あんたが、子育てを私に任せたいただけの話、、

何か、難しいたとえ話になってしまったが、ようは、経営でも同じで、
「他人は、変えることが出来ないが、自分は変わる事が、出来る。」
と言う話である。

夜泣きで、赤ちゃんに「泣くな!」と言ってもなく、強く怒鳴ると
さらに泣く。ならば、泣いても寝れる自分になるのである。

人生において、自分の責任で変えられるのは自分しかいない。
自分を変えるのは難しいかもしれないけれども、その方が、
近道で、すべての改革の原点である。

経営の基本を再度この他人を変えると
考える、のではなく、自分が変わる。
相手が気付くまで、愛情を持って待つ、
そんな経営者を目指します。

今日は、台風?熱帯高気圧が、来ているようであるが、
会社のイベント、BBQの日、、、どうにかして、雨少なく
楽しい時間にしたいのであるが、、


2014年9月24日水曜日

豊栄昇

祝詞の中に、「豊栄昇良き
時」(とよさかのぼるよきと
き)と読みます。この「時」
を考えると、やはり、朝日
が登ってくる頃を考えます。

朝日が昇る時の爽やかさ
また、そのエネルギーを
受ける力強さ、やるぞ~
という気持ちの高鳴りは
本当に良いものです。

靖国神社に、朝日の光
が入ってくる参拝は最高
です。

日の光のエネルギーを頂く為に、神社の多くは、東向きか南向きに社が
建っているように思います。 

自宅の神棚も同じく、東向きまたは南向きにお祀りするのが、良いとされます

先日、神社での結婚式を終えられたお客様が、弊社がお手伝いした
写真のお引取りにお越しになられました。
「おめでとうございます!神社から頂いた、お札は、お祀りされていますか?」
「はい、玄関の下駄箱の上にお祀りしています。」
「なるほど、東向きか南向きになっていますか?」
「え??、あっ!!なっています。入り口が東向いているので、大丈夫
東向きです。」
「良かった、、毎朝通勤前に、また夜帰宅時に手を合わせれているのですね。
流石です!」

と言う会話になりました。神前式の後、神社様から頂いた、お札のお祀り
は、ちゃんと東向きか南向きにお祀りして、豊栄昇るエネルギーを頂き、
元気に、そして、家族円満、夫婦円満の家族をお作り頂きたいです。


2014年9月23日火曜日

やまとことば

やまとことば、元来の日本
人が使っていた言葉.。
中国から、外来語として
の漢字が伝わる前の
言葉は、話言葉だけで、
文字が無いと言われて
いたが、最近読んだ本
には、「ホツマモジ」と
言う文字を日本人は、
使っていたとされる。

日本語の「い、ろ、は」
には、その文字一文字
一文字に、力があり、
言魂と言われる魂と
意味があったのである。

例えば、かみ(神)は、
か=陰(かげ)を表し
み=御魂(みたま)を
現す。目に見えない、
ものを言わない、喋ら
ないもの、そして、
その存在は、人間を
遥かに超えた存在。
それを、「上(かみ)」とした。

この「上」(神)への畏敬の心が、謙虚に繋がり、自然への感謝につながる。
日本人は、自然に畏敬の念を感じ、大切にしてきました。自然への感謝が、
「いただきます」、「ごちそうさま」という言葉につながる。

やまとことばの文字と言われる、「ホツマモジ」。ホツマモジで書かれた、
「あわのうた」。 宇宙??宇宙からもらったパワーを感じる文字であり、唄。

○や△、□、川、◇、凧に|や一、+、・が、加わり文字となっている。
○は、天の太陽、△は、山、□は、地?大地、川は、水、沢、?、◇は、火
凧は、風。 |や、―は、動きを表しているのか?

何とも面白い、自然を表現したような文字である。この四十八文字
一文字、一文字の研究をもっとしてみたい。

今日もがんばろう。

2014年9月22日月曜日

葛西臨海公園水族園

先日、11月に行う、水族園
結婚式の打合せに、葛西臨
海公園にある、水族園に
行ってまいりました。

この水族園の魅力に、建築
物のデザイナーの思いが、
あります。
入口からのストーリーは、
夢の空間です。

入園のチケット売り場から
進んでいくと、ガラスの
ドームがあります。この
ガラスの透明感のある。
太陽の日差しを浴び、
キラキラと広い海に浮かぶ
氷の固まりのような、
水の泡のような、水面に
浮かんでいる秘密の
入り口のようなイメージ
です。

そして、そのドームの横
水面が、これまた、穏やか
に揺れていて、その向こう
に広がる、海面と一直線
に繋がります。

一直線につながった、
水面の後ろには、白い帆
を立てたヨットのような
テントが、見えます。

ガラスドームの中、
秘密の入り口の
エスカレーターは、水中に
進んでいくように、海中
へのゲート、、、

たどり着くとそこには、
イワシの大群、そして
サメやエイが、歓迎
してくれます。

ブクブクブク、、気泡が
スキューバーダイビング
している時のように、
上に登っていきます。

この一連の流れは、
現代のまるで、竜宮城に
入っていくように感じます

元気の良い、イワシの
大群や、優雅に泳ぐ
エイ、や独特な顔の
アカシュモクザメ。

あの映画の「ニモ」に
出てくる、エイの先生
や、「魚は、友達!」
と言っていた、サメ
の仲間のような魚が、
大きな水槽で、
ド~~ンと最初に
出てくるのです。

何回みても仕事を
忘れて見いてしまいます。

この夢の空間をデザイン
設計されたのは、建築
家谷口 吉生(たにぐち
よしお)氏、日本国中に
多くの美術館などの
建築設計をされている
ようです。

それにしても、素晴らしい
このドームにおいて、11月
は、結婚式をあげられます。結婚式の時間までは、参列ゲストも
自由に水族園の中の魚を鑑賞できので、、、とても楽しみにされて
います。また、挙式は、人前式、式次第には、園長より挙式立会のサイン
も頂きます!!

良い、思い出の挙式になりますよう、祈念致します

今日も、頑張ります!


2014年9月21日日曜日

芋名月と栗名月

昨日、「芋名月と栗名月」
と言う言葉を勉強しました。

名月には、旧暦
八月十五日の
満月と
九月十三夜の月
の二つの月が
あると言う事!

「芋名月」
十五夜の満月は、秋の
豊かな実りを象徴します。   
里芋をはじめとする芋類
は日本人にとって主食に
準じた作物で、その収穫
にはとても重要な意味が
ありました。月見に供え
るお団子も、元は里芋
を見立てたもので、十五
夜は別名「芋名月」
と呼ばれ、これらの収穫
を祝います。

「栗名月」
十五夜に対しての十三夜
は日本独特の文化で、片
一方を観たただけでは、
「片見月」と言い縁起の
よいものではながったよう
で、十五夜に次いで、
美しいこの月も愛でました。

芋類より少し遅れて収穫
される栗や豆類に感謝し
お供えするので、十三夜
は「栗名月」とも「豆名月」
と呼ばれております。

昔、子供たちは、月の使者として考えられており、、お月見だんごを子供が
食すとお月様が収穫を喜ばれているとされ、わざと、子供の手が届く
縁側にお供えしたようです。

月も美しいけれども、この日本人の心も
とても美しいです。

八月十五日の「芋名月」、太陽暦の現在では、今年は、9月8日、
また、十三夜の「栗名月、豆名月」は、今年は、10月6日との事。
是非とも美しい月を鑑賞し、実りある秋を感謝
申し上げたいと思います。

今日もがんばります!



2014年9月20日土曜日

物づくり

先日、大阪に帰った際,
弟の工場を久し振りに顔
を出す。 ミシンの音、
スチームアイロンの音、
沢山の色のミシン糸、
型紙、ボディー、物作り
の現場である。

父のアパレル業を継承し
てくれている弟の会社。
私が、紳士服の生産部
の時代は、京都の淀や
九州福岡の自社工場、
日本各地の協力工場
や中国工場によく検品、
視察に行った。
納期をつめたり新作
商品を工場の人と
一緒に考えたり。

紳士服が、売場に並ぶ
時は、ハンガーに掛か
る。着心地が良くて、
ハンガールックスの
良い物への追求
よくやったことを思い
出す。

「服は、着てみて、生地
を触ってみて、ハンガー
に掛けてみて、服の骨、
柱になる、芯地をみて、
そして、やはり自分で
羽織ってみて、身体
感じる物作り
を教えて頂いた。

価格競争の時代が進み
海外生産が増える中、
物流網が発達し、生産
現場も中国奥地にどん
どんと移動していく。
今では、インドやベト
ナムに生産拠点が
移っていると聞く。

大阪谷町は、戦前発生
し、戦中は、軍服製造
で発達をし、戦後は、
高度成長期として、
全国の百貨店用として
育ったアパレルの街

そんな谷町メイドの
魂のこもった物作り、
大切な服作りの文化
を残し、また都市型
工場の魅力である、
クイック生産

欠けたサイズ
の補充!
海外生産では、間に
合わない生産をして
いる貴重な国内工場
である。

背広の語源になった
イギリスの紳士服の
街、セビルローのよう
に、大阪谷町メイドと
して、国内有数な工場
の一つとして、これか
らも頑張って欲しい。
着やすくて、軽くて、
肩のこらない、ハンガ
ールックスが良くて、
高級感のある服

オーダースーツでは、
・型紙の選定
・生地の選定
・裏地の選定
・ボタンや糸の色
 の選定
・見返しと言って、
 上着の内側の仕様
 の選定
・ズボンのタック数
 や、ポケットの形
 裾のタブル巾

色んなこだわりを持ち出すと、服作りは、楽しい!
そんな自分の思いの籠った服、すごく大切な宝物になります。
そして、自慢の本切羽(ほんせっぱ)仕様のスーツを着こなし
シャツやネクタイ、ポケットチーフから、ベルト、靴に至るまで
メンズEXなどを参考に、おしゃれを楽しむ、秋がそろそろ始まります!



2014年9月19日金曜日

司会打合せ

昨日は、来週披露宴の 
お客様の司会打合せ
でした。新郎様が海外
勤務の為、新婦一人で、
結婚準備を頑張ってこ
られました。

準備期間、お手伝い
させて頂いきました、
私にとって、とても
思い入れのある、
お二人です。

司会打合せには、新郎
新婦様のプロフィール
シートは、もちろん、
両家の親御様にも
それぞれ、息子、娘の
生まれた時からの思い
出を、時期に分けて、幼少の頃、小学生の頃、中学生、高校生の頃、
社会人になってから、そして、最後に、親から見た息子は?娘は?
とアンケート的に書いて頂く用紙が御座います。

この親に書いて頂く文章が本当にいいのです!愛情がタップリと有り、
子への手紙、エールそのものになります。

今まで、なんども司会打合せの時にこの文章で泣きました。

ところで!!

司会打ち合わせでもっとも、聞いてて楽しく、興味深いのは、、、

やはり、二人の「馴れ初め」、出会いのエピソードを聞かせて頂く時。

昨日の二人の出会いは、ご友人の会で初めて会ったとのこと、
しかも新宿三丁目!
弊社新宿店のまさに近く、、二人は、友達との話をしながらも意識し
始めるが、新郎が、海外勤務で、たまたまの日本帰国というタイミング

良い方だけど、、次、いつ会えるかわからない、、と言う新婦の心の中。

その日、地下鉄の終電間近まで、新郎は、「つきあって欲しい!」
の熱烈な言葉をかけたそうです。

「遠距離でも、その時差を使って、毎日モーニングコールを掛けるよ、、」
と新郎からの言葉で、二人は、交際が始まる。

毎朝の日本時間6時頃に、海外の新郎から新婦へ電話、
その優しさに、二人は、どんどんと海を越えて近づきます!
新婦も会社が終わったらすぐに家に帰り、パソコンへ、、Skypeで、
やはりモーニングコール!しかも動画!で新郎と繋がります。

リアルタイムのテレビ電話のSkypeには、感謝しています、、と
話されていました。

凄い!!愛のパワーは、遠距離を近づける。
そんな遠距離を1年間、、ついに二人は、結婚されます。

いつもこの司会の打合せで人生の縮図と言うか、運命と言うのか、

「もし、、これが無かったら、、
二人は出会っていなかった」と言う場面

が必ず出てくるのです。どのカップルにもこのドラマチックな
縁、絆としか、説明できないものが存在します。

その存在が、結婚式の感動をさらに大きなものにしてくれます。

いよいよ来週!結婚式本番です。
神様の祝福を頂き、家族親族の披露宴が、楽しいそして温かい
会になることを、心より祈念致します!

さあ、今日も1日がんばろう!



2014年9月18日木曜日

執念

昨日は、大阪のチャペル、
弟が、社長を務める
リバァーサイドエレファン
ツ株式会社の下期方針会
に参加致しました。

婚礼における、メイク
のプロ、カメラの
プロ、衣装のプロ、
プロデュースの
プロ、その一人
一人を奮い立た
せ、チームとして
戦う闘志を感じる方針会でした。

泰三社長の言葉に、「バスケットボールの試合で、
例えると、守備において、相手のパスを通さ
ないと手を上げている時、更に、その手の
指先迄を伸ばせ!この伸ばした指先の
ほんの2~3cmが、守備に対するプロとして
の意地であり、試合に勝つんだ!と言う執念に
繋がり、試合に勝てるのだ。」

と、、、凄く、分かり易く、勉強になりました。

アスリートから、経営者へ、今迄、バスケトッボールで、培った、勝つ!
と言う気持ち、チームが一つになって、一緒にやる!と言うポジティブな
情熱を頂きました!

大阪チャペルが、どんどんとチームとして成長し、沢山の幸せな家族を
つくるお手伝いの出来る、幸せな時間の空間の演出の結婚式場に
なっていくのをこれからも見届け、応援し、一緒に頑張りたいと思います。

私も創業の原点に戻り、負けないよう、今日も頑張ります!

2014年9月17日水曜日

展示会


昨日は、妹の銀座の店
舗で新作ドレス展示会!

久しぶりに、元気で、
流暢な、ノリノリの楽し
いドレスの説明が、
デザイナー高山尚子
先生より聞けました!

嬉しいーー!!

まずは、トレンド!
2014年~2015年は

「ラディーアンド
オーキッドカラー」

がトレンドのカラーの
説明からスタート。
どんな色?
「淡い赤紫の色」「胡蝶蘭
の赤紫のような色」

綺麗な色です!この色
を日本流行色協会が、
決めて、アパレルや化粧
品、家具、インテリア業界
にも伝えられ、、百貨店
の売り場にいくと、流行色
として目に入る、、

すごく綺麗な色でした、しかもヒサコタカヤマの店には、ドレスとしてこれら
新作ドレスが、並んでいるところが、凄い!!展示会では、このように、
色のトレンド、新しいドレスのライン、ダーツ、ドレープの取り方、素材の勉強、
実際に素材を触り、硬さや、生地の落ち感などを体験します。

デザイナーが、どんな思いでドレスを作ったかを実際に話として
ストーリーを聞いたり、ビージングをしている時の手間の掛け方は、
すごいです。 自分の子供を育て上げるように、天塩に掛けて
やり直しやり直し、丁寧に一着が作り上げられていく話を聞くと、
原点に戻ります。

ドレスの接客の時には、花嫁の大切な日の一着をご一緒に選び出す
お手伝い、ドレスの作成の作り手の思いも伝えつつ接客にいかしたいと
思います。

さあ、今日は、これから弟の大阪チャペルの方針会!



2014年9月16日火曜日

今日は、記念すべき日
このブログを書き始めて
365回目!1年です。
一年は、長いようで
短いですね。

今日は、「鏡」の話です。

『古事記』に出てくる、
天孫降臨の際の御
神勅(天照大御神
が、与えた命令)
に「斎鏡の神勅」が、
あります。

「此の鏡は、専(もは)
ら我が御魂(みたま)として、
吾(あ)が前(みまへ)を拝(いつ)くが如(ごと)いつきたまへ」

天照大御神が、天孫降臨の際に、孫であるニニギノミコトに下された言葉
「この鏡を私の魂だと思って、私に仕える気持ちで、大切にお祭りしなさい」
とお話されました。

鏡は、太陽、「ひ」のように、形を丸く円満です。また、鏡は自らに
曇りがなく澄み渡っていて、万物をありのまま受け入れて映し出す。
そして、どんなものを映しても、自らは決して穢れることはなく、
あたかも天照大御神様が、あらゆるものを、ありのままに、お恵み
の中にお取り入れ下さって、育み育てて下さるのに似ています。

毎日、神棚に手を合わせて、朝は、今日も頑張る、
夕は、今日もありがとうございましたと感謝を述べる。

その時間、自分自身の時間の中で、喜怒哀楽をかみしめて
反省し、成長する。毎日、毎日の生活の中で、少しでも
成長できるように、前向きに、、でも憤らずに冷静に
平常心を持てる時間。

その時間の積み重ねが、人間としての成長につながるように
考えます。

さあ、今日からまた次の一年間!頑張っていこう!

今日は、妹のドレス展示会、、楽しみです。

2014年9月15日月曜日

今日は、敬老の日、また
15日と言うことで、今月
長月の折り返しの日と
して、朝から神棚の
御供物を換えました。

すがすがしい朝です。

朝と言えば、思い出す
のが、鶏。『古事記』に
出てくる有名な、天の
石屋戸の前で、天照大
御神様が、天岩屋戸に
お籠りになられ、世の
中が、真っ暗闇になり、
困り果てた神々が、
思兼命に尋ねた所、
「常世長鳴鳥」を集め
て鳴かせよう。
となった長鳴鳥。

常世長鳴鳥(とこよの
ながなきどり)の声が、
暗闇の中で蔓延って
いた邪や災いを霧散
させ、再び太陽(光)を
取り戻す役割を担った。
天照大御神の神使は
「鶏」とされ、伊勢神宮
の諸神事に鶏は欠かせない御役目を担っております。鶏は「神鶏」として
伊勢神宮の神苑に放たれ飼われておられます。

先の遷宮の際にも始まりは、「コケーコー」とこの長鳴鳥の鳴き声を
三唱して始まると聞きました、品川神社宮司のお母様より、
「昔、世田谷八幡宮(お母様の実家)には、尾の長い東天紅という、
鶏がいてね、あの遷宮で、最初の「コケーコ、コケーコ、コケーコ」と声を出す
役割を拝命した神職さんが、内の鶏の鳴き声を聞かせて頂きたいと、
お宮にお越しになり、夜中、山に行き、何度も練習されたそうよ、、」
と話を聞いた事を思い出します。

三連休最終日!今日も、すがすがしいこの朝の気持で、元気に
がんばります!



2014年9月14日日曜日

お見合い

結婚式のお手伝いを
させて頂き14年。
「結婚」が、決まってから
ご来店されるカップルは
何組も何組も見てきま
した。

色々なカップルが、
いらっしゃいます。

ただ、結婚が決まって
いるカップルを分析して
みると。どうも、共通して
おられるのは、お互い
の価値観というのか、
「生活感」が、よく似ていてるが、部分、部分の決断が、
正反対の二人が多いように感じるのです。

つまり、フィーリングや雰囲気は、良く似ている二人。
でも、選ぶ時のスピードが、全然違う二人。

一見、ああ仲が良くていいな~~と二人に漂う空気感が同じで、
でも引出物や衣装を選ぶ時は、どちらかが、主導権を持っていて
パッ、パッ、パッと決めていくと言う感じのカップル。

食事のメニューやテーブルに飾る花は、新婦がすごくこだわっていて、
色々と考えているかと思っていたら、当日の席の配置や年配の方の
車いすの動線に、新郎がすごく考えておられる、、、というような

一人がこっちを考えていてたら、一人があっちを見ていると言った感じです。

そのような、未来のカップルになるであろうと思う、男性と女性を
昨日は、お見合いしてもらいました。

ここ2年強、何回もお見合いを組むのですが、なかなかゴールイン
をしてもらえない、、でも、よくよく考えてみると、そのお見合いは、
写真とスペック(身長、学歴、年収)の中から、お互いにパソコン上で
見比べて、お会いしてみようと決断し、お見合いする。

すると、どうも、パソコンの写真と違うな、とか、考えていてイメージの
人と違うな、、、と「架空」を自分の中で作り上げてお見合いに臨んで
いるように感じる、間違い探しのお見合いのような、感じがするのです。

だから、昨日は、「一度、私の考える相手の方とお見合いしてみて下さい、
二人は、すっごく似ている、共通点があり、価値観や生活感が、似ている
のです。」と、おせっかいジーさんのようなお見合いをセッティングしました。

通常、お見合いは、男性が、そのお見合いの場所の喫茶店代を
お支払いするのですが、、「今回は、私の提案ですので、私が、
お支払い致します、」とお二人と私の分の三人分のお茶代を
私が支払って、お二人の会話が、雰囲気よくなって来た頃に外に出ました。

あああ、どうだっただろうか?
すごく気になる二人である。本当にいい人同士なのにな、、
ピッタリのはずなのだが、、

今日、お返事を頂けると思う。

さあ! 三連休二日目! 今日もがんばります!


2014年9月13日土曜日

「風」 風は、どこにでも
すっーと入って行く事が
出来る。硬い金属の間
も、樹と木の間も。

風は、伏して入って
いくことから、へりく
だって柔順である。

下の者が上の者に順う
ことばかりをいうのでは
なく、上の者も、下の者
の感情や考えを尊重し
て、それを順わねば
ならない。

易経の言葉に、ある

「随風。君子
以って命(めい)
をかさね
(こと)を行う。」

「君子は、風が相次いで
吹いて来るように、命令
を丁寧に反復してよく
理解させ、何度も何度も
良い風を送るのである。」

「風」を例えに、本当に
上手く表現してある。

私もそのように、気長な、温かい気持ちで、人を育てる事が出来るよう
なりたいと思う。随風(ずいふう)、、温かい、心地良い、風を
何度も、何度も 吹く、吹かせるのである。 その風は、届いているのか
確認しながら、時には強く、時には、優しく、吹かせるのである。

論語の言葉にも、ある。

君子の徳は風なり、小人の徳は草なり。
(君子(為政者)の徳は風で、小人(人民)の徳は草です。)
 
草、之に風を上(くわ)うれば、必ず伏(ふ)す。
(草に風をあてれば必ずなびきます。)

君子は、その至誠の気持ちを以って、志、夢を以ってブレることなく、
人徳の温かい徳のある風を吹かせ、
青々と生き生きと、生い茂る「草」、部下、家臣に風を吹かせると
風は、草の上を通りぬけ、必ず理解して、同じ方向へ、向かい、
共に進むことができる。のである。

さあ、、今日から三連休、がんばろう!!

2014年9月12日金曜日

忠信篤敬

先日の易の勉強は、火山旅、

山を宿と捉え、山火事の時
に、火が転々と移動していく
様を 「旅」と表現している。

「旅」が、意味するのは、
知らない土地、知り合い
のいない場所において、
どのようにして、自分
信用を作り上げるのか。

「経営」においては、まっ
たく異なった環境で育った
人間を どのように束ねて
社員の心を一つにして、
導いていくのか。
と似ているのだと思う。 

この「火山旅」という、「易の場面」において、先生が教えて下さった論語の言葉。

「言忠信、行篤敬」(げんちゅうしん、こうとくけい)

孔子の弟子 子張が、ある日、孔子に聞きました、
「どうしたら自分の意志が社会に受けいれられ、実現されるか」

孔子が答えた。
「言葉が忠信であり、行ないが篤敬であるならば、良し」 つまり、

日頃の言葉に誠実さがあり、行いに真心があれば

野蛮国においても、思い通りのことが行なわれるであろうし、もしそうで
なければ、自分の郷里においても何ひとつ行なわれるものではない。」

『忠信篤敬』の四字が、立っている時には眼のまえにちらつき、
車に腰をおろしている時には、ながえの先の横木に、ぶらさがって
見えるというぐらいに、片時もそれを忘れないようになって、
はじめて自分の意志を社会に実現することができるのだ。

経営において、その立場を使って、上からの命令において、
人を動かそうと思っていてもなかなか人は思い通りに動いて
くれない。

その自分の発する言葉が、いかに謙虚で、誠実さがあり、
忠信、心の中を、思いを夢を描くことができ、相手を信じて
思いを伝えることができるのか。

そしてその発した言動や夢に向かっての自分自身の行動は
どのような方向に向かっているのか、篤い思いの積極的な
行動、敬意を持っての人との接し方のように行動として
現すことができているのか。

自分の思いを伝えたい人々に、接し、忠信に話かけ、
篤敬をもって行動して行くことが大事である。

経営者として、日頃の言葉、行動、を常に、意識する事、
座右の銘として、この「忠信篤敬」を実践していきます。

爽やかな朝!!
今日も明るく、楽しく、元気よく! 頑張ります。


2014年9月11日木曜日

祝詞勉強会

昨日は、原宿で行ってい
る祝詞勉強会「マナムス
ヒの会」でした。

この会は、芝東照宮に
おいて行っていた勉強
会に参加頂いた方から
プライベート的に、祝詞
を勉強してみたいと言
う方々がいるので、、
こちらの原宿において
やってみないですか?
と打診頂き、お受けさ
せて頂いた会でした。

流石に、声をお掛け
頂いた会だけあり、
スタート当初から、
かなり意気込みの強
い方々の集まりで、
私としてもしっかりと
準備をしていかない
と期待にお応えでき
ないと、すごく気合
いの入った会でした。

私が20歳の頃より
読み始めて、神棚
に手を合わせて、
祝詞を上げるように
なり、「私自身の人と
の縁が、いい!」と内心
ずっと思っていたのです。

このマナムスヒの会の皆さんは、それを実際に実践してくださる方々で
あり、勉強会の効果をそれぞれの方々が其々の体験、経験において
感じて頂けたように思いました。

人の縁を結ぶのは、神様です。
神様に喜んでもらい、同じ波長を持つ方々との
出会いをスムーズにしてもらい、毎日毎日生まれ
変わる自分がいて、新しい自分がいる。
「出会いは、命です。」
「出会いは、自分の成長のチャンス。」

この出会いをすごく効率良く、スピードアップしてくれるのが、神様なのです。

神様に毎日感謝を捧げ、神様に祝詞をあげることにより、毎日毎日の
罪穢れを祓いのぞき、「自分が、会うべき人に、逢う。」

そんな思いで続けてまいりました、

そんなマナムスヒの会、昨日、最終回を迎え、とても寂しいこと
ではありますが、是非、会の皆様には、この神様と向き合い、
自分自身で祝詞を奏上し、神棚に手を合わせる時間を持ち、

生まれて来た時に頂いている、神様から頂いた道、
天命の道に進んで頂きたいと思います。

日本人は、祝詞、綺麗な「やまとことば」を持っています。
この言魂は、ものすごくパワーがある綺麗な綺麗な言葉
自分自身でそれを実践続けて下さい。

さあ、今日も頑張る!



2014年9月10日水曜日

過去帳

秋のお彼岸を前に、ふと
仏壇の過去帳を開いて
見る。

この仏壇は、母が生前
に先祖供養の為に
使っていた、本家の物
とは違う、小さいもの。

母が他界さいに、その
仏壇を譲ってもらい、
東京の自宅に置いた。
過去帳は、本家の物
を私が書き写した物
母の供養にと母の
命日の日を開いて
念仏をあげる。

開いた過去帳には、明治七年十二月五日に、川辺弥三八から、川辺弥三平は、
分宅となっている。明治七年は、西暦1875年!
明治で聞くと、なんとなく近く感じるが、西暦で見ると、139年経っている
ほーなかなかの年月だと思う。
この期間においての過去帳に記載されている、御先祖様は、15名!
もちろん、私の母も含まれる。 この15名の御先祖様のことを考えると
どの方も「川辺」に縁があり、おられた方々で、その御縁にまた、私が御縁を
頂き、今こうして生きている。生かされている。

この世に現実におられた方々であるが、他界されて目に見えない、
言葉も交わせない存在になっている。

でも現在生きている私の血液やその中のDNAには、御先祖からのルーツが
流れている。

昨日、京都の西本願寺に行き、阿弥陀如来に手を合わせ、
御先祖の皆々様への感謝を述べた。

今日もまた、がんばります!

今日は、GOKUさんでの祝詞勉強会、最終回!
良き時間でありますように、、


2014年9月9日火曜日

次なる夢

昨日は、OG会というのか
同窓会というのか、会社
を退職したママさんの会
に、私達夫婦も、ご招待
して頂きました!

本当に、9年ぶり、8年
ぶりの皆に再会でき
嬉しかった、楽しかった!
元気でよかった!

店舗がまだ、天王洲に
あり、当時の各店舗の
店長、副店長だった
女性スタッフが、結婚
され、退職、旦那様の
仕事やお子様の都合
で退職された皆!

20才の時に入社して
くれた女性が、立派な
経営者として、又母親
になっている姿を今日
は、見る事ができ、
なんとも、、感慨無量!
幸せな時でありました。

子供達も皆元気で、
お母さん、ママと
呼んでいる姿は、
愛らしいものです。

私達が、子供を育て
てこれたのも この
スタッフだった皆の
お蔭、会社が成長
出来たのも この皆の
お蔭と、一人ひとりの
顔を目に焼き付け、

当時、会議の後に
スタッフと行った、
思い出の地、
TYハーバーにて、
私の大好きな
TYバーガーを頂き
また、感動!!

最高のランチタイム
となりました。

人生山あり谷あり
まだまだ、頑張り
ますと今日は、誓い
ました。

また、子供達を見て
いますと、「そうだ!
次回この会をする時
は、もっといっぱいの
OGを集めて、子供達も
一緒に田植えに行こう!」

田植えで、天地を知り神様を知ってもらい、ランチタイムに古事記の
神話の紙芝居か、絵本を読む会でも開きたい。
秋には、収穫をする会をして、、、神様にありがとうございましたと
感謝を捧げる会をしたい。

ああ、夢は、広がる!
どんどんと頑張って働き、沢山の幸せな家族、そうだ、新郎新婦のかた達
新婚さんやその家族もご一緒に、田植えと古事記、神話を読む会
やりたいなーー

来年は、15周年!15周年記念は、そんなイベントがしたい。
結婚式の準備から、結婚式当日、そして、結婚式からスタートする家族と
共に、「家族イベント作り会社」「結婚式は、新しい家族の誕生日!!」
そうか、家族の誕生日を作る会社!

家族の思い出作り、絆作りのお手伝いの会社!
「新郎新婦と一生涯お付き合いできる会社」
になりたい!

そんな会社にしたい! さあ、今日も朝から張り切ってがんばります!
皆、ホンマにありがとう!

2014年9月8日月曜日

家族結婚式

昨日は、久振りに挙式の
お手伝いに行きました。
今年の3月頃に、男性
のみ、新郎様一人で初
めて、ご来店された方。

最初は、緊張されていた
のか、表情固まっての
ご来店、今でも忘れま
せん。「新婦は、仙台で、
遠距離交際中なので、
一人できました、、
新郎側は、奈良・名古屋
から、新婦側は、仙台か
ら、親戚は、関東なので、
品川エリアで行いたい
のです、、」とお話を頂き
ました。新郎側13名、
新婦側8名の21名の
家族だけの結婚式。

新郎様とは、この日から、
私との男二人での打合
せが、始まりました。
招待状作成の際、新婦
のご実家が、前の震災
で陸前高田にて被害を
受けて、仮設住宅である
事を知りました。

なるべくの結婚式をシン
プルで、あまりコストの
かからないものにしたい。
のです。それでも、遠方
からのゲストも多いので
宿泊の出来る、会食会
場が、良いのです。

会食会場は、品川プリン
スホテルを選ばれました、
挙式は、近くの品川神社
で、お願い致します。

「会食会では、プロの
司会者を当初、立てよ
うと話をしていましたが、
家族だけの結婚式、
やはり父(新郎側)にお
願いしたいと思います。」

「了解致しました。
それでは、お父様の司
会を助ける、進行表を
載せた、席次表を作り
ましょう! 新郎新婦の
プロフィールも載せた
席次表。席次表を見る
だけで、ゲスト全員が、
参加の出来る形に
しましょう!シンプルな
会食会と進めていまし
たが、余興も兼ねて、
小さい菰樽で、鏡開き
をしましょう!」


挙式当日は、朝からホテルに
向かい、席札や鏡開き、引出
物をセットして、品川神社へ
品川神社においては、ゲスト
の方々が、ぞくぞくと集まられ
ます。受付のセットをして、
あの、新郎新婦が手作りの
席次表を配るようにセット
します。受付担当は、新郎の
お兄様と新婦のお兄様。
「受付は、どのような仕事を
したら宜しいですか?」
「こちらに、出欠者様の
チェックをして頂き、ご祝儀
をお預かり頂きまして、
この席次表をお配り下さい
お二人の作られた物に
なります。中には、今日の
流れが書いてありますので
受付済まされましたら、
読んで置いて下さい。
神社終了後は、タクシーに乗りますが、その際の乗車リストは、このグループ
分けになります。」と説明させて頂きます。

新郎のお父様、、今日は、おめでとうございます。本日の会食会の際、司会
の大役、宜しくお願い致します。私は、司会の後ろにおり、音響を担当致します!

やや、緊張されておられた、お父様とお話をしました、、お父様は、奈良です、
「法隆寺の方から来ました。」 
「私は、よく、西名阪の法隆寺や天理で降りて、、三輪さんに行くんです、、」
お父様の顔が明るくなり、「私も毎年、お正月は、三輪さんに行くんです、
内の家族は、全員行きます!」

奈良バリバリのイントネーションに、私の関西弁は、安心を感じて頂けた
のか、緊張の顔が安らいだ笑顔に変わりました。

両家のお父様に、玉串の回し方、親族紹介の仕方、この挙式のあとの
タクシー配車グループをお伝えして、いよいよ挙式。

今日は、私が朱傘を持たせて頂きました。新郎新婦も晴れやかな顔、
その新郎新婦様の後ろを歩きます。

雨も小雨となり、厳粛な参進の儀、挙式後の集合写真、そしてタクシー
手配も終わり、再び、ホテルへ

先に神社を出発されたゲストは、ウエルカムドリンクを飲まれています

私は、最終チェックと、音響準備です。

今日の水引の入った、卓上花は、なかなかいい!竹の器が、カッコイイ!

「新郎新婦入場です!」お父様が、司会の前、緊張をほぐすために、
「禁酒してたけど、ええわーーハイボール!」と裏で飲んでからの
司会、流暢な関西弁、奈良のイントネーションで、、、
明るい、家族だけの会食会が、スタートしました、、、

楽しく、明るく、温かい、家族結婚式、無事にお開きとなりました、、

最後に花束贈呈、感謝の記念品を新郎新婦は、ご両親にお渡しされます

ということは、、私が音響を兼ねて、最後司会者をしました、、

無事に、家族だけの結婚式がお開きとなりました。、

『沢山の幸せな家族を作るお手伝い』この使命を持って、、、
今日も頑張ります!!



2014年9月7日日曜日

うけひの「ひ」

「うけひ」と言う言葉
の意味を今日は、
考えてみたいと
思います。

この言葉は、
『古事記』高天原
において、天照大
御神と須佐之男命
の誓約の段に出て
きます。
「うけひ」と言う、誓約
によって、其々の神
が神様の子を生む
シーンです。

「ひ」は、心の
中の「まごこ
ろ」であり、「あかきこころ」の事であります。

「うけひ」とは、「ひ」を受けること。ここでは、天照大御神の発する「ひ」を
須佐之男命が、「ひ」を持って、受ける事になります。
発する側と受け取る側の両方が、「まごころ」、「あかきこころ」で発し、そして
受け取らないと、「うけひ」にはなりません。

「まごころ」と「まごころ」の頷きあいで、初めて
「うけひ」となります。

大切な人と、「うけひ」が出来る事以上に、人生の楽しさ、喜ばしさは
ありません。そうすることにより、これが「ちかい」、「誓約」、「宇気比」、
「受日」になります。

現代の社会においても同じです。 何か、仕事をするにあたり、
仕事を依頼する側と仕事を受ける側が、やはりこの「うけひ」をして、
「ひ」の力のもとにして、必ずその仕事を成し遂げる。
「まごころ」を元に最善を尽くすと言う誓約になり、初めて良い仕事が
出来るはずです。

結婚することを「むすび」と言い「とつぎ」と言います。

「むすび」は、「ひと」と「ひと」が「ひ」を中心にして
「結す(むす)」+「ひ」のことです、
一つになって「ひと」を生むことになります。

そして「とつぎ」は、「ひ+と」が、「と」を次世代に
「継ぐ」ことなのです。

「むすび」「とつぎ」という言葉は、結婚により、「ひと」
の「ひ」が結ばれて、「と」を継ぐ、、、
大切な意味を現している。そこに人の「まごころ」、
「あかきこころ」があります。

「ひと」は、一人ひとりが、「まごころ」、「あかきこころ」
を持つから「ひと」なんだと、感動しました。
今日もこの「まごころ」を結ぶお手伝いに行って
まいります。頑張ります!

2014年9月6日土曜日

清らかな空間

平成25年の第62回
式年遷宮の年、沢山
の参拝者が、伊勢
神宮には、内宮外宮
合計で年間1400万
人以上の方が、参ら
れたと聞きます

内宮の参拝には、
鳥居をくぐり、五十鈴
川を渡り、砂利の参
道を歩きます。周りは
山に囲まれ、清らかな
空気が流れ、光がさし
本当よい空間に囲ま
れる体験をします。
神の神域に入ってい
る心地を誰もが受け
ると思います。

同じように、自宅近く
の神社、氏神神社様
においても、崇敬神
社においても、鳥居
をくぐり、手水をとり、
ご本殿の前で鈴を
鳴らし手を合わせる
と、何故か心が落ち
着き、リセットされる。

これらは、神様の近く
において、私達の心
が、身体が、神の恩頼(みたまのふゆ)を頂き、自分の意識とは
別に、喜んでいるのだと思います。

私達の心臓と同じ様に、身体の一つ一つの細胞が、それを構成する分子・原子が、
頭の頭脳の意識とは、別に分裂し、動いているとするのであれば、それら
一つ一つが、喜んでいるのだと思います。

そんな自分自身を日々リセットするために、自宅に神棚を設けて、
神様を祀り、手を合わせ、本来の自分の心と向き合う、清らかな、
澄み渡る「気」を、神棚に祀るお札から頂くのです。

ふと最近感じるのは、「神前式を挙げられた新郎新婦様は、
其々の挙式を挙げた神社より神様の御札を授かり、
その後、どのようにお祀りをされているのか?」

お札のお祀りが、とても気になります。
自分達で、決められた大事な夫婦の出発の神社。
その神社様のお札を大切にご自宅のお祀りされることを信じます。

もlしどうすれば良いかを悩んでおられる方は、どうぞ、私にご連絡下さい!
神棚から、社、お供物、すべて丁寧にお伝えし、お手伝います。
お気軽にご相談下さいませ。

二人の出発の家族の大切な神様です。大切にお祀りしましょう!!
必ず、そのお祀りは、神様に通じ、これから始まる、結婚生活における
山、谷、すべて見守り、助けて下さいます。

夫婦の生活においても、また一人になりたい時間が出てきます、
その時に、神棚の前でじっと自分の瞑想の時間、自分の内面を
見る時間を作るのも夫婦円満の秘訣のように感じます。

大家族の日本人の家は、神棚があり、おじいちゃん、おばあちゃんが
その神棚の継承を孫にしていたように感じます。
私は、母の影響ですが、、

私の好きな「明治天皇御製の句」に、

わが國は神のすゑなり神まつる
昔の手ぶり忘るなよゆめ

があります。祖先を大事にすると同時に、昔から祀られている神様を
大切にしいくのです。その心を継承していく。

敗戦後の核家族化は、このような継承が難しい、、宗教と取られると
難しい。神道は、宗教というよりも、「道」、、自分を見つめる道
神と一緒に自分も成長する。自分が成長するとまた違った神に出会う
ように感じます。 

神棚の前、自分の空間(マイスペース)を自宅に作りましょう!!

今日も張り切ってまいります!



2014年9月5日金曜日

伊藤忠

昨日は、店舗休みの日   
、久し振りに机の片付け
をしました。片付けの中
から見つけた本の中か
ら、近江生まれの伊藤
忠兵衛、あの「伊藤忠」
を創業する所を、掃除の
合間に読んでいました。

私の父が、大学を卒業
して就職した会社でも
あり、私が物心ついた
頃から憧れていた会社「伊藤忠」。

忠兵衛は、十一歳から行商にでます。その時の父から言われた言葉、

「信仰心をもって商売をする。世の人々のお蔭
で生かしてもらえる。質素・倹約を心がけて
一生懸命働けば、阿弥陀様が良い方へお導き
くださる。忠兵衛も十一歳になったのだから、
行商に行きなさい。」

時は、安政五年(1858年)日本とアメリカ・ロシア・オランダ・イギリス・
フランスの五ヶ国が修好通商条約を結び、開国した時期。

開国とともに、外国からの商品が北九州の圏内に入ってくる、これを
行商で全国に販売し始める、忠兵衛。明治五年には、近江から大阪
へ本拠地を移し、店経営の基本の店法を定める。

忠兵衛の教えに私の好きな言葉があります。

「商売は菩薩の業だ。他人様の幸せを先に
考え、自分の利は考えてはならない。
勤勉に働き、倹約をつらぬき、努力を惜し
まず生きれば、必ず救い取ってくださるから、
迷わずに進んでいくことだ。」

商売は、本当にこの言葉通りだと思う。

この忠兵衛が、「時機」と気付いて精力的に動いたことも書いていた

「時」の大切である。「時」については、中国の有名な兵法書
「六韜」の中から『文韜(ぶんとう)』にある言葉、

『善を見て怠り、時至りて疑い、非を知りて居る。』

良いことだとわかっていても実行せず、好機がきても決断をためらい、
悪いことだと知りながら改めようとしない。太公望が国家が廃れる条件
として挙げた事柄である。欲望に負け、相手を侮った者は滅亡の憂き目
を見るのである。
それを防ぐには欲望に打ち勝ち、相手を敬う心である
と太公望は説いている。

机の掃除ができて、読み返す本があり、とても充実した一日だった。
『人間の生命に必ず機がある』 
今が、「時機」・チャンス、変革の時と捉えて動きたい。
今日からまた一日一日と頑張ります!!


2014年9月4日木曜日

国常立命


昨日は、神社大好き!
の友人と古事記の
神様の話、全国どこ
の神社が好きかとか、
どの神様が好きか
などの話で盛り上
がりました。

「九州宮崎鵜戸
神宮が好き」とか、
「天宇受売命様が
好き」とか、
「どうして天照大
御神は女性の
神様なの?」
とか、「茨木県に
は、好きな神社が一杯あります」とか、「子供の名前は浅間神社さんで付けて
もらった」とか、、神社が大好きな気持ちの伝わる、すごく勉強になる、楽しい会でした。

私が、最近考えていたのは、
「禊行の際に、国常立命様に力を借りるのは、なぜか?」と言うこと
でした。(この話は、昨日はしませんでしたが、、、昨日の会の続きを
一人していたら、昨日話しをしていない事に気付きました。)

『日本書紀』・天地開闢の段に、最初に現れる神は、

国常立命(くにのとこたちのみこと)の神


ここは、古事記とはまた異る点には、なります。
天地誕生の際、最初に現れてた神様、国常立命。

大地の神様から我々は、この身体を頂いている事を感じます。

その事は、「自然の惠=滝」を身体に受けると感じます

身体が、水=自然にかえり、自分自身である霊(たましい)だけが
浮かびあがります。その瞬間に、感謝が生まれるのです。
この世に生かされている感謝、生きている感謝、このことを気付かせて
くださる感謝なのです。

『日本書紀』の天地開闢の段のところ、
古、天地未だ剖(わか)ず、陰陽(メヲ)分かれざるとき渾沌(マロガレ)
たること鶏子(とりのこ)の如く、くくもりて牙(きざし)を含めリ。
時に天地の中に一物(ひとつもの)生まれリ、状葦牙(かたちあしかび)
の如し。便ち為りませる神を国常立命とまをす。

稲荷大神秘文という祝詞の中で国常立命から豊受大神、
宇迦之御魂大神へと繋がりが、説かれます。

その国常立命の力をお借りして、禊において邪を切り、
清らかな身体に神の御稜威を頂きます。

地に立ち山の息吹を体いっぱいに頂き、清らかな緑のエネルギーを
吸い込み、鳥船に導かれ、御滝へ、

感謝一杯の心で頂くのです。

国常立命様、沢山のエネルギーを頂ける、
大好きな神様です。